今年の夏は３Ｄメガネで最接近
ＳＭＡＰの中居正広（３３）、木村拓哉（３３）、稲垣吾郎（３２）、草なぎ剛（３２）、香取慎吾（２９）が２６日、東京・曙橋のアプローズスクエア東京で、この日１年ぶりに発売された、１７枚目の２枚組みオリジナルアルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ ＳＭＡＰ」と、同アルバムを引っ提げた全国ツアーへの意気込みを語った。
「Ｐｏｐ ＵＰ！」は「飛び出す」や「突き抜ける」の意味。アルバムの初回盤には、３Ｄメガネが封入されており、ジャケットの文字が飛び出す仕組みになっている。３０日の札幌ドームからスタートするツアーのタイトルも「飛びます！ トビだす！ とびスマ？ＴＯＵＲ」に決まった。
アルバムの１枚目には、昨年の大ヒットシングル「Ｔｒｉａｎｇｌｅ」や、今年の第１弾シングル「Ｄｅａｒ ＷＯＭＡＮ」など１２曲を収録。２枚目は、倖田來未（２３）のコーラスが入った香取の「Ｅｖｅｒｙｂｏｄｙ」、草なぎが韓国語訳を加えてアレンジした、沢田研二のカバー曲「ＴＯＫＩＯ」など、メンバー５人のソロ曲で構成されている。
今年はデビュー１５周年。中居は「昔の曲だと、歌っていても好きじゃない曲があって（ＣＤを聴いても）飛ばしていたんですが、今回はそれがない！！」と笑わせる一方、ライブについては「遠くにいるお客さんが、（自分たちを）近くに感じられるようなものを考えています。アルバムに連動する内容も組み込まれているので、今までにない、見応えのあるライブになりますよ！！」とほくそ笑んだ。
関係者の話を総合すると、何らかの装置を使い、メンバーを立体的に見せる演出が予想される。草なぎは「お客さんに負けないパワーで、１年に１度のアツい夏を過ごしたい。もう抑えきれない！！」と声を弾ませた。
ツアーは、８月３０、３１日のナゴヤドームなど、全国６都市８会場で２１公演を行い、１０３万人を動員する。 （江川悠）
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ＳＭＡＰが２６日、都内で会見し、同日発売のニューアルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ＳＭＡＰ」と３０日スタートの全国ツアーについて意気込みを語った。香取慎吾（２９）と倖田來未（２３）とのデュエットナンバーのほか、メンバーそれぞれがさまざまなアーティストと“夢のコラボ”を披露するなど興味深い作品に。その新作を引っさげてのツアー。「全国各地にＳＭＡＰが“飛び出します”」（香取）と今年も熱い夏を約束した。
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１７枚目となる新作は２枚組アルバム。夏らしいポップな曲やバラード、ラップなどお得感たっぷりの内容。ディスク２ではメンバー５人のカラーを出し、各アーティストとの“コラボ曲”を収録しており、こちらも注目だ。
例えば、木村拓哉（３３）は自らオファーしたという書籍「東京タワー」のリリー・フランキー氏が作詞（作詞名・Ｅｌｖｉｓ Ｗｏｏｄｓｔｏｃｋ）した曲に挑戦。草なぎ剛（３１）は沢田研二の「ＴＯＫＩＯ」をカバーし、草なぎ自身の韓国語訳に韓国の男性ダンスグループ、ＳＨＩＮＨＷＡのエリックがラップで参加。香取はＭＯＮＫＥＹ ＭＡＪＩＫが手掛けた曲を幸田とデュエットするなど、いずれも話題性十分。
新アルバムについて中居正広（３３）は「昔は（ＳＭＡＰのＣＤを聴いていて）、飛ばす曲がありましたけど、今回は飛ばす曲がない」と笑わせつつ自信作であることをＰＲ。草なぎも「最高のアルバム」と自負した。
そんな興味深いアルバムを引っさげての今年のツアーのタイトルは「Ｐｏｐ Ｕｐ！ＳＭＡＰ－飛びます！トビだす！とびスマ？ＴＯＵＲ－」。中居は「遠くにいるスタンドのお客さんも近くに感じられることを考えています」と“目玉演出”をチラリ。アルバム（初回盤）には「Ｐｏｐ Ｕｐ（飛び出す）」にひっかけて「３Ｄメガネ」が付いており、これに関連しているのかも。
今年も歌に踊りにパワー全開のステージが期待される。木村は「この時期（ツアー中）しか踊っていないんで全く違う筋力が必要になる。要所要所に出てくる痛みを実感すると夏だなって」と、全身全霊のステージで魅せる意気込みだ。
一方、もしＳＭＡＰを“飛び出す”としたらの質問に香取は「ハロプロでフットサルやりたい（笑）。あとはＫＡＴ－ＴＵＮとか」といえば、中居は「巨人に入る」。草なぎが熟考中、他のメンバーからは「ＳＨＩＮＷＨＡだろう」の声がかかったが、「やっぱりＳＭＡＰがいいです」と話した。稲垣吾朗（３２）は「ワイナリーを経営したい」。木村は「想像つかないけど洋服とか何かモノをつくっていると思う。ＳＭＡＰを外からとらえてみたい」と個性豊かに答えていた。
★１０３万人を動員予定ツアー、初の新潟公演も今年のツアーは、今月３０日の札幌ドームから１０月９日の東京ドームまで、全国７都市８会場２１公演行い、１０３万人を動員予定。特に日産スタジアム、国立競技場、東京ドームと、首都圏のスタジアム・ドーム規模での３会場８公演は日本人アーティストで史上最多公演数となり、この８公演で４８万人以上を動員する。また、昨年メンバーが熱望していたにもかかわらず、スケジュール調整がつかず実現しなかった新潟中越地震後、初の新潟公演も実現した。
★渋谷で３ＤのＳＭＡＰに会える！発売当日の２６日、東京・渋谷では“大プロモーション”が展開された。渋谷パルコ公演通りの入り口には、幅４メートル、高さ２．４メートルの巨大な３Ｄメガネが登場、街行く人の関心を引いた。オブジェの内側では３Ｄパネル展が実施され、メンバーの３Ｄ写真を見ることができるように。また、渋谷・宇田川町のＺＥＲＯ ＧＡＴＥの地下１階「ラ・ファブリック」には１日限定の「Ｐｏｐ Ｕｐ！Ｃａｆｅ」がオープン。オリジナルコースター、テーブルマットで店内一色がＰｏｐ Ｕｐ！一色に染まった。
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ＳＭＡＰ“３Ｄツアー”発表
ＳＭＡＰが２６日、約１００万人を動員する全国ツアー（３０日から）を前に都内で会見した。中居正広（３３）は「これまで日本のアーティストがやってないことをやります」と宣言。東京・国立競技場など、すべて数万人収容の巨大会場となるため「ステージから遠い席の人にもＳＭＡＰを目の前に感じてもらえる装置を考えている」と明かした。 ツアー名は「Ｐｏｐ Ｕｐ！ＳＭＡＰ 飛びます！トビだす！とびスマ？ツアー」。２６日発売のアルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ＳＭＡＰ」初回盤には「３Ｄメガネ」が封入され、ブックレットにはメンバーの３Ｄ写真を掲載。同メガネがライブ会場で必要になることはないが、最新技術を駆使した「飛び出す」（香取慎吾）演出が準備されているようだ。
木村拓哉（３３）は「ツアー名には僕らの名前が入ってるけど、後ろには支えてくれるスタッフが大勢いる。メンバーが団結しないと失礼」と１０月９日の最終日まで全力疾走する覚悟だ。アルバムは木村がリリー・フランキー氏に作詞を依頼した楽曲や、香取と倖田來未（２３）のデュエットなど多彩な内容。２６日には、発売を記念して東京・渋谷に３Ｄメガネのオブジェが出現し、１日限定でカフェもオープンした。
| [ 2006年07月27日付 紙面記事 ] |
飛び出すＳＭＡＰ！前代未聞３Ｄライブ！？…３０日から全国ツアー
人気グループＳＭＡＰが、３０日に開幕する全国ツアー（８会場、２１公演）で、メンバーが立体的に浮き出る「３Ｄライブ」を披露することが２６日、分かった。新アルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ ＳＭＡＰ」の発売日となったこの日、都内で５人が取材に応じ「客席の遠いお客さんが、僕らを近くに感じられるような演出を考えています」と自信をみせた。詳細は本番までのお楽しみだが、３Ｄメガネなどを使用した前代未聞の演出が予想される。
３０日に札幌ドームでベールを脱ぐツアー内容について、中居正広（３３）は「遠いお客さんも近くに感じられるライブを考えています。成功したらハンパじゃないよ」と自信を見せた。
“答え”は明かさなかったが、ヒントはある。ツアータイトルはズバリ「飛びます！ トビだす！ とびスマ？ツアー」。新アルバムの「Ｐｏｐ Ｕｐ！ ＳＭＡＰ」は「飛び出す」の意味。初回限定盤には３Ｄメガネが付録され、ブックレットが浮き出て見える仕掛け。ツアーも、５人が“飛び出す”立体ライブになる模様で、３Ｄメガネの装着などが予想される。
０３年は横浜国際競技場（現日産スタジアム）などサッカースタジアムを中心にしたツアーを敢行。昨年は単独アーティスト初の国立競技場公演を行った。会場が大きくなるにつれ、観客との距離を縮める案を巡らせてきた５人。メンバーを浮き上がらせる方法は、スクリーンを加工した立体映像などが考えられる。また、後方まで伸びたステージ構成も検討されている。草ナギ剛（３２）の「手の届く位置にいけるライブにしたい」との言葉どおり、ファンを第一に考えた前代未聞にして究極の試みと言えそうだ。
超多忙なスケジュールを縫ってのアルバム収録。ツアーリハーサルも佳境に入った。「アルバム、ツアーとくるとＳＭＡＰなんだ、と実感します」と香取慎吾（２９）。木村拓哉（３３）は「完成したアルバムは、会場の人に提案して本当のゴールになる。ステージ上で『完成』の次にくる言葉を体感したい」と力を込めた。
国立競技場、５大ドームなど８会場２１公演で１０３万人を動員。「自分ら、この時期しか踊らないから全く違う筋肉が必要になる。（体に）痛みを感じると夏だなと思う」と木村。ＳＭＡＰの“熱い”夏が今年も幕を開ける。
（2006年7月27日06時05分 スポーツ報知）=============================================================================================
ＳＭＡＰが前代未聞の「飛び出すステージ」に挑戦する。３０日にスタートする全国ツアーで、客席最後方でもメンバーを間近に見ることができる仕掛けを用意していることが２６日、分かった。この日発売した新アルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ ＳＭＡＰ」になぜか立体写真を楽しめる３Ｄメガネを封入。３Ｄにこだわったキャンペーンを都内で行っており、公演でも３Ｄシステムを使った演出を計画しているようだ。
メンバーはこの日、都内で取材に応じ、サプライズ演出の一端を明かした。中居正広（３３）は「ほかのアーティストのみなさんがやっていないことに挑戦します。アルバムと連動した仕掛けを考えています」。草なぎ剛（３２）は「飛び出していく感じ」とイメージを説明した。詳細は公演当日まで明かさない方針だが、立体映像を楽しめる３Ｄシステムを使った演出になることは間違いないようだ。
中居が言う「連動」とは新アルバムの特典になっている３Ｄメガネを指す。ツアータイトルも３Ｄ演出を裏付けるかのように「Ｐｏｐ Ｕｐ！ ＳＭＡＰ 飛びます！ トビだす！ とびスマ？ ＴＯＵＲ」と命名。アルバム名「Ｐｏｐ Ｕｐ」も「飛び出す」の意味で、開くと立体的に飛び出す絵本を指すこともある。この日はまた、東京・渋谷で行われた新アルバム発売キャンペーンイベントに、巨大３Ｄメガネをデザインしたオブジェも登場した。
一連の動きを総合すると、３Ｄ演出に結びついていく。中居は「スタンド最後方のファンにも僕らが間近にいる感じで楽しんでもらえると思います」と演出効果について語った。目の前にＳＭＡＰがいる感覚を楽しむステージになりそうだ。
メンバーは毎年、スタジアムやドームなど公演会場が常に大規模になってしまうトップアイドルの宿命に頭を悩ませてきた。クレーンなどの装置や、入場方法の工夫など客席に近づく努力を重ねてきた。視覚効果を駆使した今回の演出は、試行錯誤の末にたどり着いた１つの結論のようだ。木村拓哉（３３）は「体力も精神力も振り絞ってサポートしてくれる人が何千人もいるので、自分たちもしっかりとした目標に向かって意思統一しないと失礼だと思う」と、毎年のように斬新なアイデアを実現させるスタッフに感謝していた。
［2006年7月27日8時40分 紙面から］
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| ＳＭＡＰ 超異例のそろい踏み |
| 人気グループ、ＳＭＡＰが２６日、１年ぶりのアルバム「Ｐｏｐ Ｕｐ！ＳＭＡＰ」を発売し、東京・新宿区のアプローズスクエアＴＯＫＹＯで発売記念会見を行った。木村拓哉らメンバー５人が、コンサート会場以外でそろってキャンペーンを行うのは極めて異例。５人は新アルバムをひっさげ３０日から行う全国ツアーへ向けて気勢を上げた。梅雨明けと同時に暑い熱い“ＳＭＡＰの夏”が始まる。 「今回のアルバムはいいものができた。アルバム、ツアーにかける意気込みを自分たちの口から伝えたい」-５人の熱い思いが異例のキャンペーンを実現させた。 個々の仕事が多く、５人そろっての仕事は歌番組のほかは、フジテレビ・関西系「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」の収録のみ。全員での記者会見はコンサート会場以外ではほとんどないが、この日は朝から全員集結した。 ２枚組の新アルバムについて草なぎ剛（３２）は「最高のアルバムです。夏にぴったりの空気があって聞いていると元気になれる曲ばかり」と手応えを口にし、昨年リリースしたアルバム「サンプル盤」の売り上げ６０万枚を超える自信を見せた。 アルバムの特筆すべきは異色コラボ。香取慎吾（２９）は倖田來未と「Ｅｖｅｒｙｂｏｄｙ」をデュエット。草なぎは沢田研二の大ヒット曲「ＴＯＫＩＯ」をＳＨＩＮＨＷＡのエリックと韓国語で熱唱。木村はリリー・フランキーの作詞で「君がいる」を歌うなど、メンバー個々がそれぞれ新たな一面をアピールしている。 ３０日からは１００万人を動員する全国ツアー「飛びます！トビだす！とびスマ？ＴＯＵＲ」がスタート。今年も国立競技場で行うほか、３年ぶりの新潟公演も開催。現在、最終調整に入っており、リーダーの中居正広（３２）は「他のアーティストがやったことないことを考えてる」と、会場のファンとさらに近づく秘策を予告。ツアーへの思いを熱く語っていた。 |
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