帝劇開場100周年!光一、植草、内ら感謝
1911年3月1日に開場した帝国劇場が1日、開場100周年を迎え、都内で行われた感謝パーティーに「Endless SHOCK」出演中の堂本光一(32)、植草克秀(44)、内博貴(24)をはじめ、記念イヤーのキャスト陣が勢ぞろいした。
「SHOCK」で帝劇単独主演公演数の記録を持つ光一はこの日も舞台に立ち、節目のカーテンコール後に来場。04年に頭部を負傷した際、入院先の病院から帝劇に通ったことを初めて告白した。帝劇とともに歩んできた光一は「まさにこの日にステージに立て、特別な思いがある。11年、自分にとって人生の3分の1を過ごした場所。仕事も、人格形成においてもいろんなことを学んだ。これからもこの舞台に立てるよう努力したい」と伝統の劇場に感謝した。
1月に100周年のオープニングとして「新春 滝沢革命」を演じた滝沢秀明(28)、中山優馬(17)、9月に「DREAM BOYS」に主演する亀梨和也(25)らも駆けつけた。滝沢は「帝国劇場は夢のステージ。自分も100年の歴史に参加できたことがうれしい」と喜びをかみしめた。
帝劇は1911(明治44)年3月1日に開場。カーテンコールで電光掲示板に「本日 帝劇開場記念日!」と大きく映し出される中、光一は「記念の日に自分がステージに立っているのは恐れ多い。(自分で)よかったんでしょうか?」と謙虚にあいさつした。
同作は帝劇で2000年にスタートし、毎年上演。「自分の人生の3分の1が『SHOCK』。堂本光一という人格を形成してくれた場所といっても過言ではない」と感慨深げで、「実は入院しながら公演に通っていたこともある」と初告白。
これまで公表を控えてきたが、04年公演のけいこ中、フライングに失敗して頭を打ち、初日から約1週間病院から通ったという。「それでも上演できてしまうほどパワーをもった劇場」と帝劇に“感謝”していた。
同夜には都内で感謝パーティーが催され、光一をはじめ100周年記念の計9作品の主要キャスト総勢29人が勢ぞろい。老舗劇場の記念日をにぎやかに祝った。
光一100周年の帝劇に拍手 主演者勢揃い
東京・帝国劇場が1日、開場100周年を迎え、堂本光一(32)は上演中の主演ミュージカル「Endless SHOCK」の昼公演終了後に舞台上であいさつした。04年2月公演直前にはけいこ中にフライングの着地に失敗し、頭を打って入院。開幕後約1週間、病院から通ったことを初めて明かした。「いろいろなことがありましたが、それでも公演ができてしまうパワーを持った場所です」と感慨深げな表情。「本当におめでとうございます。僕らも拍手しておかないと」と話し、キャスト全員で劇場に対して拍手した。その後、場所を移して開場100周年記念日感謝パーティーが行われた。記念公演となる1月「新春滝沢革命」の滝沢秀明、2・3月「SHOCK」の堂本光一をはじめ、4~6月「レ・ミゼラブル」の別所哲也、鳳蘭、6・7月「風と共に去りぬ」の米倉涼子(ビデオ参加)、7・8月「三銃士」の井上芳雄、9月「DREAM BOYS」の亀梨和也、10月「細雪」の高橋恵子、10・11月「ニューヨークに行きたい!!」の瀬奈じゅん、12月「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の山口祐一郎ら各公演の主演者29人が勢ぞろい。
レット・バトラー役で帝劇初出演の寺脇康文は「演劇をする者にとって聖地のような劇場。プレッシャーも楽しみながらいい舞台に」と意欲をみせれば、「ダンス-」に出演するモーニング娘。の高橋愛は「あこがれの舞台に立つことができてうれしいです」と感激の涙を流した。
[2011年3月2日7時48分 紙面から]
堂本光一 帝国劇場100周年に祝福の拍手
日本を代表する劇場の帝国劇場(東京・丸の内)が1日、開場100周年記念日を迎えた。この日のステージを飾ったのは「KinKi Kids」堂本光一(32)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」。12年連続で上演され、公演回数は786回を迎えた。
帝劇の最多単独主演記録を更新中の光一は、カーテンコールで「人生の3分の1を帝劇に関わらせていただいて、人格を形成してくれた場所といっても過言ではない。本当におめでとうございます」と祝福。「僕らも拍手しないと」と、出演者全員で帝劇に対して拍手を送った。
夜には、記念のパーティーが行われ、今年の帝劇で上演される9公演の出演者29人が出席。1月公演の「新春 滝沢革命」で主演した滝沢秀明(28)は「100年たっても希望を生み出す帝劇に来年も立てるよう頑張りたい」とあいさつした。
帝劇は1911年(明44)3月1日、日本初の西洋スタイルの劇場として建てられ、現在の建物は66年に開場した。