堂本光一主演の舞台『Endless SHOCK』が、12年1月から4月にかけて、福岡・博多座と東京・帝国劇場で上演されることが決まった。同公演は、00年の初演から毎年、帝国劇場で上演されてきたが、地方公演が行われるのはこれが初めて。
フライングなど、大規模な舞台装置が必要なため帝国劇場でのみ上演されてきた舞台だが、改装工事により帝国劇場とほぼ同じ演出が可能であると分かり、博多座での公演が決定したという。
福岡公演は1月7日(土)から31日(火)まで、東京公演は2月8日(水)から4月30日(月・祝)までを予定。
堂本光一「SHOCK」4カ月連続上演
KinKi Kidsの堂本光一(32)が16日、主演ミュージカル「Endless SHOCK」を来年1月の福岡・博多座から4カ月連続で上演することを発表した。4カ月連続は「SHOCK」史上最長記録。2000年の初上演以来、帝国劇場(東京)以外で上演されるのも初。
4カ月連続公演を打診され「後先考えずに『やりたい!やりたい!』と言った」と即答したという光一。異例のロングランにも気合十分だ。博多座は03年9月、森の「放浪記」1600回記念公演で訪れており、「素敵な劇場。これまで見たくても、遠くて東京に来られなかったお客さまに見ていただくのが楽しみ」と初の地方公演にも意欲。博多座(1月7~31日)の後は、2月8日から4月30日まで帝劇で上演される。
今年の「‐SHOCK」は3月11日の東日本大震災で28公演が中止になった。光一は「楽しみにしていたお客さんにお返ししなきゃいけない。中止になった分を取り返したい」と4カ月連続熱演を誓った。
堂本光一「SHOCK」博多座上演が決定
KinKi Kidsの堂本光一(32)の主演舞台「SHOCK」が、来年1月に福岡・博多座で上演することが決まった。2000年の初演から12年間、東京・丸の内の帝国劇場で上演してきた同舞台が、外部の劇場に進出するのは初めて。
公演は来年1月7日から同31日まで。さらに2月8日から帝劇に戻り、4月30日までのロングラン公演に挑む。自身のライフワークとして、通算938公演を数える舞台だが、連続4か月公演は初めて。「全く未知の世界ですが、話が来たときはすぐにやりたいって返事してました」。東日本大震災の影響で今年の公演は3月12日以降が中止となっただけに「やっぱり取り返したい気持ちが強い」と気合は十分だ。
激しいチケット争奪戦が繰り広げられることで有名だが「今まで見に来られなかった人にも見てほしい」との思いから初めて東京を離れる。様々なオファーがある中、大掛かりな「SHOCK」の演出も可能な設備を持つ博多座での上演が決まった。「帝劇と完全に同じとはいかないが、博多座ならではの演出も見せたい」と、具体的なプランも練っているという。
◆博多座 1999年6月にオープンした福岡・博多区にある九州最大級の演劇専用劇場。客席は1~3階まであり、最大約1400席。2、6月には歌舞伎公演、8月には宝塚歌劇団の公演を開催。6月の歌舞伎公演の際には隣を流れる博多川で船乗り込み(歌舞伎俳優が船で川を巡る行事)が行われるのが恒例。