堂本光一 SHOCK 700回 帝劇単独主演で大記録
KinKi Kidsの堂本光一(31)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」(作・構成・演出ジャニー喜多川)が21日、東京・丸の内の帝国劇場で行われた昼公演で通算700回公演を達成し、終演後に特別カーテンコールが開かれた。
「10年で700回というのは驚異的なスピード。たくさんの人たちが見に来てくださったり、見守ってくださったからこそ、ここまで来ることができたと思います」。スタンディングオベーションと鳴りやまない拍手の中、光一は神妙な面持ちであいさつした。
2000年から光一主演でスタートした「SHOCK」シリーズは、初演から10年間、全公演が即日完売となる盛況ぶりで「日本一チケットが取りにくい演劇公演」といわれてきた。昨年3月12日の夜公演で626回目となり、故森繁久彌さんの代表作「屋根の上のヴァイオリン弾き」を抜いて、帝国劇場単独主演記録を塗り替えた。
背後のスクリーンに花火の映像と「祝700回公演」の文字が浮かび上がると、共演する少年隊の植草克秀(43)とヒロインの佐藤めぐみ(25)が花束を持って登場。後輩キャストらも続々とステージに駆けつけ、座長の偉業を祝福。さらに植草は、サプライズで事務所の大先輩・近藤真彦(45)をはじめ、自身を含む少年隊の3人や、同舞台で過去に共演した生田斗真(25)、関ジャニ∞の大倉忠義(24)と錦戸亮(25)の祝福コメントのVTRを紹介した。
植草自身は、86年から08年までの22年間、東京・青山劇場で少年隊主演によるミュージカルシリーズ「PLAYZONE」(通称プレゾン)の舞台に957回立っており、「(光一に)『ダメだよ、抜かなきゃ』って言いました。僕もそれまで付き合えれば付き合います」とちゃっかりアピールしながらエールを送った。
初演から10周年を迎えた今年は、7月公演と合わせて歴代最多の年間100公演が予定されているが、光一によるとこの10年で一番体調が良いという。「やらせていただける限りは何年でも続けていきたい」。「走り続ける」という公演のテーマにふさわしく、光一は1000回公演という新たなゴールを目指す。
堂本「SHOCK」700回で植草が祝福
堂本光一(31)主演舞台「Endless SHOCK」(東京・帝国劇場)が21日の昼公演で、上演回数が700回に達した。上演後、共演する少年隊の植草克秀がセレモニーを用意。ジャニーズ事務所先輩の近藤真彦や少年隊の錦織一清、東山紀之、関ジャニ∞錦戸亮らのお祝い映像コメントを次々に上映した。
これにはクールな堂本も「その時その時に全力を尽くしてやろうとしていただけですが、携わる方すべてのおかげです」と笑顔を見せた。00年に初演。観客動員数は129万800人に達した。昨年、帝劇の単独主演記録だった故森繁久弥さんの「屋根の上のヴァイオリン弾き」(67~86年)の625回を抜いた。
現在も記録更新中の堂本は「今年が心身ともに一番いい状態。やらせていただける限り、やっていきたい」と力強く宣言した。
光一700回“超ロングラン”
共演の少年隊・植草克秀(43)が発案したサプライズ演出で、歴代出演者による祝福ビデオレターも届けられ、「みんなの顔を見ると『あのとき、こういうことがあったな』と思い出す。1日1日があって700回があると実感してます」と積み上げた数字の重みをかみしめた。
女優・森光子(89)からは連日差し入れが届き、この日はプレゼントも添えられていた。森は体調面が考慮され舞台「放浪記」の5、6月公演を中止しただけに、「ご自身の体も大事にしていただきたいのに、人のことを気に掛けて下さる。そういった思いを胸に、ステージに立たないと」とさらなるロングランも約束していた。
「KinKi Kids」の堂本光一(31)が21日、東京・有楽町の帝国劇場で、主演ミュージカル「Endless SHOCK」の上演700回を達成した。
00年の初演から今年で10年。昨年、故・森繁久弥さんが「屋根の上のヴァイオリン弾き」で持っていた同劇場での単独主演記録625回を抜いて、記録を更新し続けている。
この日は公演後にセレモニーが開かれ「舞台ができて毎日がすごく幸せ。31歳を迎えたけど、今年は心身ともに1番の状態」と笑顔であいさつ。
ジャニーズ事務所の先輩の近藤真彦(45)や、同舞台に出演したことがある「少年隊」東山紀之(43)、「NEWS」錦戸亮(25)らから寄せられたビデオメッセージが上映されると、光一は「みんなの顔を見ると、いろいろ思い出す」と感慨深げだった。
東京・丸の内の帝国劇場で上演中のKinKi Kids・堂本光一(31)の主演舞台「Endless SHOCK」が21日、昼と夜の公演で通算701回を記録した。
単独主演の舞台としては同劇場でトップの回数で、2位は故森繁久彌さんの「屋根の上のヴァイオリン弾き」の625回、3位は松本幸四郎(67)の「ラ・マンチャの男」の384回。2000年から上演10年での達成で、光一は「常に進化を考え、全力でやってきたことと、たくさんの人のおかげです。やらせていただける限りはやりたい」と意欲を見せた。
多彩なダンスと歌に空中サーカスのような華麗なフライング、20段以上の階段からの転落…と体を張ったステージ。先月14日の初日に57キロあった体重(身長は1メートル68)は「3キロ減ったけど、これまでの公演で一番、心身ともに最高に調子がいいんです」と充実感が顔にみなぎる。
親交のある女優、森光子(89)から毎日、弁当の差し入れがあるそうで、「(700回記念の)お祝いに、体に身につけるものをいただきました」と笑顔を見せた。今年は今月30日までと、7月4~31日までの100回公演。
光一700回…ミュージカル「Endless―」
KinKi Kidsの堂本光一(31)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」が21日、東京・丸の内の帝国劇場の昼公演で、00年11月2日の初演からの通算上演が700回目に達した。
初演から10年、これまでの動員は129万800人。カーテンコールでスタンディングオベーションを浴びた堂本は「常に全力でやってきた。ただそれだけ」と控えめな喜び。今公演で出演125公演になる先輩、「少年隊」の植草克秀(43)の特別な計らいで、近藤真彦(45)らからビデオメッセージが届き「やっているときは(記録は)考えられないけど、セレモニーで実感がわいた」と感激。
昨年3月には、故・森繁久彌さんの「屋根の上のヴァイオリン弾き」(625回)を抜き、同所の単独主演の新記録に。今年は2、3、7月の3か月で、公演数は過去最高の100回。「体の調子も精神的にも今が一番いい。自分自身を形成したものの1つ。やらせていただく限りやっていきたい」と、更なる高みを目指す。